シンプルライフ時々晴れ^ ^

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読了、「身体化された心」

身体化された心―仏教思想からのエナクティブ・アプローチ

身体化された心―仏教思想からのエナクティブ・アプローチ


心とは、意識とは、生とは、身体とは、

などについて、認知科学と仏教哲学の視点から切り込んだ、先鋭的な一冊。

10年以上前に出版されているが、内容は普遍的であり、一気読みさせる吸引力が凄まじかった。

ものごとに絶対的な根拠はなく(無根拠性)、関係性と身体的な行為によって認知が発生している、

という点が、

まさに目が点になる箇所であった。

1度読んだだけでは足りない。

拾えていない情報が膨大にある、それが楽しみでならない。

本書が何より優れているのは、実践的な要素をふんだんに盛り込んでいるところだ。

色をどのように認識するかについて、
人間に共通して備わる性質や、
文化(言語)による差異、
他の生物との形質的な差異、

などについて、

ワクワクしながら記述され、

「人は個人個人で違っている、だからこそその違っているということを認識して、お互いに世界観をみて共有し、尊重しあうことができる」

というメッセージを受け取ることができる。

専門知識があっても面白いし、まっさらな頭で読んでも、

どちらにおいても世界観が激変する本です。

年末年始に、ビジネスの小手先本を読むより、抽象的で普遍的な、不思議な世界の本を読むことをオススメします。

あなたのIQアップに、つながると確信しています。

それでは!