シンプルライフ時々晴れ^ ^

周りをよく観て、自分も観えてくる

アンカーとトリガー

人間は無意識の自動操縦で動いています。


実はほとんど考えずに、毎日を過ごせてしまっています。


だからこそ、新しいことや不得手なことをするにあたっては、負荷が多めに生じるのは当たり前のことです。


負荷に対して、エネルギーを下げる方向に反応するのか、上げていく方向に反応するのかは、


意識的な働きかけを繰り返すことで、コントロールしていくことができます。


反応というのは、意識状態に左右されています。


意識状態というのは、感情を伴った今までの記憶を利用して、無意識に1番自分らしいと判断を下して生成されます。



意識状態は例えば、


嬉しい、楽しい、気持ちいいといったプラスと分類されるものから、


怖い、悲しい、辛いといったマイナスと分類されるものです。


単純な感情を表すものとして記載しましたが、実際は過去のある経験をしたときの、


誰か(子供の頃に周りにいた親や先生、友達など、あるいはテレビや本など)が言ったりしたことを無意識に受け入れたときの、


感情や見える情景、音、匂い、味、皮膚感覚、身体の状態も含めての、


まるでそこにいるかのような映像とともに想起しています。


人間は過去の記憶を元に今を認識しています。


過去の意識状態を参照して、今がどんな状態なのか、


こうしたらこうなるといったシミュレーションを一瞬一瞬で行っています。

無論、そのシミュレーションは大概意識に上がりません。


その都度意識に上がっていたら、処理しきれず、意識化しているだけで1日が終わってしまいます。


何やら小難しく書いてる気もしないではありませんが、


日常当たり前と思っている身近なことです。


朝起きて顔を洗うだとか、職場や学校に家から移動するだとかも、


自動操縦です。


通勤通学を考えると、はじめは地図を見て、移動手段を考えて実行し、時間がどれくらいかかるのか、着いたら自分はどうしていくのか、誰がいるのか、誰と会うのか、


そういったことを意識化して、繰り返し無意識に刷り込んでいっています。


意識化して無意識に刷り込んでいく、というのがポイントです。


刷り込みたい望ましい状態を自分で作って、いつでもその状態に切り替えられるようにみずからに働きかけていくことが、


なんと人間にはできます。


自分にとって望ましい意識状態を、

プラスのアンカーとここでは呼びます。(好ましくないマイナスのアンカーもあります、それを解消することもできますが、本記事ではプラスのアンカーの作り方の一例を挙げてみることとします。)


プラスのアンカーといっても、みなさん実は持っているのではと推測されます。


シャワーを浴びてスカッとする。

風呂上がりにビールを飲んで美味しくて幸せ。

自然の中で深呼吸して清々しい。


このときの、

スカッとする、幸せ、清々しい


といった体感は、言語としてだけではなく、身体がリラックスして全身で気持ちよさを感じています。


このとき脳内では快楽ホルモン(ドーパミンセロトニンですね)が分泌されています。


そのときの意識状態をプラスのアンカーとここでは呼びます。


アンカーとは単純化した先ほどの例で言えば、


「シャワーを浴びてスカッとする」


の「スカッとする」に該当します。


スカッとするための引き金となった働きかけは、


「シャワーを浴びる」

ですが、この引き金を「トリガー」と呼びます。


かなり一般化して書くと、


「トリガーを引くとアンカーが呼び覚まされる」


と言います。


よく心理学とかの本を読むと、


アンカーという意識状態が呼び覚まされることを、


「アンカーが発火する」


と呼びます。


これは推測ですが、脳の血流を測るMRIと呼ばれる医療機器を使ったときに、意識状態が変わって血流が増加したところが赤くなっている仕様のため、まるでライターのボタンを押して火がついたことと掛かっているからではないでしょうか。


また、鉄砲で例えてみても、


トリガーを引けば弾が発射されて、発火しています。


さて、このアンカーとトリガーですが、


生まれてからいろいろと埋め込まれてしまっています。


そして、仕組みを知識として知ることで、


あなたみずからが自分にも仕掛けていくことができます。


簡単に考えてみると、


こうしたらこんな意識状態になる


と、条件反射にしてしまうことです。


今現在で条件反射でやっていることに盛り込むのも良いでしょうし、新しいことに複合して取り入れても良いでしょう。


心理セミナーなどでは例えば、いつも持ち歩いているものを触ったら気分が落ち着くというように仕掛けます。


順番はアンカーを作ることから始めています。


「心穏やかにリラックスし、周りをよく見渡して柔軟に対応している自分」


を例えばアンカリング(アンカーを仕掛けることです)しておいて、


「右手首を左手で掴む」

をトリガーとすることで、


その動作をすることによって、いつでもどこでもその状態でパフォーマンスを発揮できるように仕向けておきます。


ここでは文章による表現なので、個人個人の体感に臨場感をどの程度持たせられているかはわかりかねますが、


繰り返しアンカーを作り込んで、トリガーによって発火しているのかを、何度も腑に落ちるまでやってみることです。


無意識に刷り込んでいくには、継続と繰り返しが、遠いようで早道です。


そこを足がかりとして、たくさんのプラスのアンカーを個人個人で応用して仕掛けていくことで、


楽しくやれてくる可能性は上がります。


もちろん、アンカーを作ることは手段の1つです。


より大切なのは、どのように自分が在りたいのか、どのように生きて他者と関わっていくことを望むのかといった、


いかんせん抽象的な部分もありますが、精神性に関わるところです。


アンカーとトリガー、知識として持っておき、実践してみてナンボです。


アンカーとトリガー作りについてご質問やご要望あれば伺います。

若干名でしたら、アンカーとトリガー生成のお手伝いもできます。

jeidinasi13riha@gmail.com